【瓦屋根】天窓(トップライト)からの雨漏り。

雨漏り修理&ホームメンテナンス

昼間、太陽の光だけで部屋を照らしてくれる、ありがた〜い天窓。

電気代も節約できて経済的ですよね。

でも…便利なだけじゃない困った一面もあるんです。

それは、後々、雨漏りすることが多い

色んな雨漏りがある中で、地味だけど割と多いのが天窓からの雨漏り。

今回はそんな雨漏り事例と、修理&対策を紹介したいと思います。

天窓(トップライト)って何?

天窓とは、屋根に取り付ける窓のこと。

自然光をたっぷり取り入れられるから、部屋が明るくなったり、風通しが良くなったりするんです。

屋内の開放感が増すし、昼間は電気代の節約になるし、一度設置してしまえばメリット多めのアイテムですよね。

ただ、注意点が。

後に雨漏りを起こしやすい事と、メンテナンス費用がかかる事です。

天窓からの雨漏り事例

ある家主さんから、「ポツポツと雨漏りしてるので見て欲しい」とご依頼が。

まずは、ドローンを飛ばしてチェック。

瓦のズレや割れは見当たらず。

見回すと…ありました。

天窓。

怪しい香りがします。

この屋根についてるのが天窓(トップライト)です。

うーん、やはり実際に近くで見てみないとわからないので、いざ屋根へ。

よく見ると、窓と瓦の境目にある「鉛板」が破れています。

穴が小さくて見えづらいですけど。

瓦との段差に水が溜まったり、風で長い間煽られ続けたりして、穴が開いたと思われます。

これが雨漏り原因ですね。

どんな修理をするの?

早速応急処置として、コーキング(防水剤)で穴を塞ぎます。

しばらくはこれで大丈夫でしょう。※写真は別の箇所です(撮り忘れてました😅)

ただ、これは応急処置なので、根本的な解決ではありません。

時間が経過すれば、コーキングは劣化しますし、おそらく他の部分も穴が開き出します。

今回の場合、修理方法として、おおまかに3つの方法があります。

A ✅ 板金製の板で雨漏り箇所に水が当たらないようにカバーする。

B ✅ 天窓自体の新品交換

C ✅ 撤去する。(明かりをあきらめる)

家主さん曰くCは考えていない、とのこと。

これから先何年住むかなど考慮して、コスパを考えるとAがオススメかなと思い提案しました。

ガラス瓦がおすすめ

天窓を少しでも長く使う為には、定期的なメンテナンスが必要です。

しかし、どうしても時間が経てば色んな部位が劣化していきます。

いずれ交換や撤去、または先ほど説明したような補修工事をしなければならない時が来るでしょう。

もし、天窓を交換または、これから取り入れようという方がいらっしゃるなら、「ガラス瓦」がオススメですよ。

⭕️メリット

現状の屋根にピッタリ合うので、雨漏りしにくい。

ガラス製なので長持ち。

ほぼメンテナンス不要。

デメリット

☑️瓦の種類によっては取り付けることができない。

ちょっと材料費はお高めですが、長い目で見ると天窓よりお得だと思います。

雨漏りに強く、メンテナンスがほぼ要らないのが魅力的ですね。

個人的に、もし現状の屋根材が対応しているなら間違いなくガラス瓦を選びます。

ガラス瓦採光システム - AGC Glass Plaza
ガラス瓦採光システムを紹介しています。瓦と同形のガラス製の瓦で屋根開口部分を葺く、トップライトシステムです。

まとめ

以上、瓦屋根天窓からの雨漏り事例ということでお話しさせていただきました。

もし天窓から雨漏りしてしまったら、すぐに専門業者にみてもらい、早めの対策をしてくださいね。

取り替えたり、新しくするなら、ガラス瓦がおすすめ。(要:屋根チェック)

どうしても雨漏りが止まらない…、明かりはもう必要ないという方、

もう撤去してしまいましょう。←これが一番費用はかからないはず。

みなさんが雨漏りに悩まずに安全に過ごせるよう願ってます!

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