こんにちは!今日は、雨漏りの原因が「雨樋」にあるケースをご紹介します。
おそらく、多くの方が雨漏りと言えば屋根を真っ先に疑うと思いますが、実は雨樋が関係していることもあるんです。
今回は、そんな実際の現場の話をお届けしますね。
1. 雨漏り発見!でもどこから?
ある日、お客様から「雨漏りしてるから見てほしい」とのご依頼がありました。
お話を聞くと、「玄関から2メートルほど進んだところの天井にシミができている」とのこと。
さっそく現場に向かい、調査を開始しました。
まず、天井のシミを確認後、外から屋根をチェック。
シミのあった真上の屋根に「谷部」と呼ばれる部分がありました。
ここは、屋根の傾斜が交わる部分で、通常は金属製の板が使われています。
この部分が古くなって穴が開くことがよくあるので、まずはここが怪しいと考えました。
というかコレで間違い無いだろうと思ってました😅
2. 屋根をチェック!でも…
屋根に登ってチェックしてみました。
意気揚々と確認してみたものの…
あれ?
穴が見当たらない!
これが雨漏りの原因ではなさそう💦
次に考えたのは、瓦の破損やズレ。
しっかり見渡しましたが、特に異常はありませんでした。
ちょっと困ったなぁと思いながら、瓦を一部めくってみると、確かに雨漏りの跡が見つかりました。
でも、まだ決定的な原因には至らず。
そこで、もう少し周りを見てみると…
雨樋に違和感が!
3. 雨樋が怪しい!
雨樋の勾配がどうもおかしい。
雨水が流れるべき方向にちゃんと流れていないことがわかりました。
雨水が雨樋の中で逆水してしまい、それが屋根の隙間から漏れているようです。
なるほど、これが雨漏りの原因だったんですね。
4. 対策と修理
雨樋の勾配を調整して、雨水が正しく流れるように修理しました。
これで雨漏りの問題は解決です!
しっかり修理を終えて、お客様にもご報告。
「これで安心」とおっしゃられていました☺️
ついでに、雨樋の全体的な点検も行いました。
5. 雨樋が原因になることもあるんです
雨樋が原因で雨漏りが起こること、実は結構あります。
例えば、こんなケース↓
- 落ち葉やゴミの詰まり: 雨樋に落ち葉やゴミが詰まると、雨水が溢れる。
- 雨樋の破損: ひび割れや亀裂があると、壁をつたってそこから雨水が漏れてしまう。
- 勾配不足: 雨樋の勾配が不適切だと、雨水が滞留し、結果的に雨漏りを起こす。
6. 雨漏り調査のコツ
雨漏りの原因を突き止めるのはなかなか難しいかもしれませんが、次のポイントに気をつけて調査することが大切です!
- 全体をチェック: 屋根だけでなく、雨樋や外壁も含めて全体的に確認すること。
- 専門家に相談: 雨樋や屋根の状態を自分でチェックするのは大変なので、専門の業者に定期的に点検してもらうと安心。
- 早期対応: 問題が見つかったら、すぐに対応することが大切。放置すると大きな問題になってしまうかも。
7. まとめ
今回のように、雨漏りの原因が思ってもみない場所にあることがあるんです。
雨樋もその一つで、定期的な点検やメンテナンスが大事です。
もしも雨漏りの気配を感じたら、ぜひ専門の業者に相談してみてくださいね。
早めに対処することで、大事な家を守ることができますよ!
それでは、雨漏りに関するお話はここまで。
お役に立てたら嬉しいです!
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