要約
台風シーズン到来!屋根は家を守る大切な部分です。
「強風や豪雨が心配」「うちの屋根、大丈夫かな?」と心配されている方へ、屋根と家の安全を確保するためのポイントをご紹介します。
台風の接近に備えて早めの対策をしましょう。
うちの屋根は大丈夫?まずは現状チェック
まずは屋根の点検から始めましょう。
☑️自宅の瓦は固定されているか?
瓦と一言でいっても状態は様々。
最近の瓦は、全て釘等で固定する事が義務付けられているんです!(ガイドライン工法)←台風に強い!
新築や最近屋根を葺き替えられた方は、ほとんどこの工法なので比較的安心ですが、昔の瓦には釘を打ってなかったり、土の上に瓦を乗せているだけのケースがあります。
このような瓦の場合が、台風後に修理依頼が来ることが多いです。固定されていないのでどうしても飛びやすかったり、ズレたり、浮いたりするんです。
ご自宅の瓦がしっかり固定されているか、わからない場合は専門業者に確認してもらいましょう。
☑️瓦のズレ・割れはないか?
外から見える範囲でいいので、瓦がズレていたり割れていたりしないか確認してください。※2階建ての場合、2階の窓から1階の屋根をチェックできますよ。
瓦のズレや破損をそのままにしておくと、雨漏りを起こすだけでなく、台風の風が入り込み、瓦の飛散を起こすきっかけになります。速やかに修理を依頼しましょう。
専門業者に修理を依頼しよう
屋根のメンテナンスや修理、交換を専門業者に依頼する際には、いくつかのポイントを押さえておきましょう!
☑️相見積もりをとる
複数の業者から見積もりを取りましょう。これにより、価格の相場を把握でき、業者間での比較が可能になります。見積もりには、作業内容、材料費、工賃、追加費用などが含まれているか確認しましょう。
☑️資格類を持っているか確認する
業者が適切な資格などを持っているか確認しましょう。例えば、屋根工事に関連する資格や、業界団体に所属しているかどうかをチェックします。適切な資格を持つ業者は、技術力や信頼性が高い傾向があります。
☑️コミュニケーションを大切にする
業者とのコミュニケーションを密にし、疑問点や不安点をその都度解消することが大切です。良好なコミュニケーションは、スムーズな工事進行に繋がります。
雨樋の掃除をしよう
家の周りに樹木があると、落ち葉が雨樋に詰まる事があります。
雨樋が詰まっていると、雨水が正常に流れず溢れ出して外壁などにダメージを与えてしまいます。
台風前に雨樋に詰まった落ち葉やゴミを掃除することで、大雨による雨漏りのリスクを大幅に減らす事ができます。
雨樋自体が破損していることもありますので、注意しておきましょう。
◉雨樋掃除の相場は一般的な住宅の場合、地域によりますが、1回あたり15,000円〜30,000円程度です。ただし、足場費用や作業難易度によって別途追加料金がかかる場合があります。
樹木や周辺の危なそうなものに注意
周囲の樹木や外構にも注意しましょう。
報道でよく見ますが、台風の強風で倒れた樹木。
これが屋根に直撃すると、瓦だけでなく、家自体にまで損害が及び、結構な被害となる事も😨
特に大きな樹木や枯れた木が近くにある場合は、台風前に伐採や剪定を検討した方がいいかもしれません。
安全な周囲環境を作ることはとても大切です!不安要素を取り除き、家への影響を最小限に抑えましょう。
【ちなみに・・】窓やドアの補強も大切!
屋根だけでなく、窓やドアの補強も重要です。
強風や飛散物から家を守るために、窓やドアにシャッターを取り付けたり、補強ガラスを使ったりすることで、家全体の防御力を高めることができます。
※個人的な経験として、不安な箇所にコンパネ(構造用合板)を立てかけたり、ガラス窓の外に打ちつけたりしてましたね。頑張って養生した時に限って台風来なかったりするんですけど😅 ‥‥備えあれば憂いなしですね。
簡易的にすぐできる方法では、割れた窓ガラス飛散防止としてテープを貼るというのもよくある対策です。
台風などの自然災害を完全に防ぐことは難しいですが、事前対策で被害を最小限に抑えることができます。
屋根の点検や修理、周囲の環境整備など、万全の準備を整えて、安心して台風シーズンを乗り越えましょう!
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