- 肩書きより「原因調査がきちんとできる業者」を選ぶ
- 保証期間内なら、まず建てたハウスメーカーへ
- 4つの質問(調査方法・写真報告・内訳・保証)で見極める
雨漏りに気づいたとき、多くの方が最初につまずくのが「で、どこに電話すればいいの?」という問題です。屋根屋?工務店?家を建てたハウスメーカー?それともCMで見るリフォーム会社?
雨漏り修理職人のハレタです。業界の中の人間として、それぞれの依頼先の特徴と、後悔しない選び方を本音でお話しします。
結論:「原因調査ができる業者」を選ぶ
先に答えを言います。依頼先の肩書きより大事なのは、雨漏りの原因調査をきちんとやれるかどうかです。雨漏り修理の成否は、工事の腕前より前に「原因を正しく特定できたか」で9割決まります。ここを外すと、何度工事しても止まりません。
依頼先ごとの特徴(業界人の本音)
屋根専門業者・板金業者
屋根が原因の雨漏りなら本命です。自社で調査から工事までやるため、中間マージンがなく費用も抑えめ。ただし技術力の差が大きい業界なので、後述のチェックポイントで見極めを。
ハウスメーカー(建てた会社)
保証期間内なら、まず建てた会社に連絡してください。無償修理の可能性があります。保証が切れている場合は、下請け業者への発注になるため同じ工事でも割高になりがちです。
リフォーム会社・工務店
窓口としては便利ですが、雨漏り調査は専門外のことも多く、実際の工事は屋根業者への外注になるケースが大半。緊急性が低く、他の改修とまとめてやりたい場合には向いています。
塗装業者
ここは注意が必要です。「塗装すれば雨漏りも直りますよ」という提案には根拠がないことが多い。塗装で雨漏りは止まるのか?という記事で詳しく書きましたが、原因を特定せずに塗っても、雨漏りはまず止まりません。
訪問営業の業者
「近くで工事をしていたら、お宅の屋根が気になって」——この入り方の業者と契約するのはやめてください。優良な屋根業者は、飛び込み営業をする必要がないくらい仕事があります。悪質業者から家を守る記事もあわせてどうぞ。
優良業者を見分ける4つの質問
問い合わせのときに、この4つを聞いてみてください。答え方で業者の質が分かります。
- 「原因調査はどうやりますか?」→「見ればわかります」だけの業者より、目視+必要に応じて散水調査など、調査方法を具体的に説明できる業者を
- 「調査結果は写真で見せてもらえますか?」→ 屋根の上は自分で確認できません。写真報告は必須です
- 「見積もりの内訳は出ますか?」→「工事一式◯◯万円」しか出さない業者は避ける
- 「工事後の保証はありますか?」→ 保証内容を書面で出せるか
費用の相場観も持っておく
依頼先を選ぶ前に、修理費用のだいたいの相場を知っておくと、高すぎる見積もり・怪しく安い見積もりの両方に気づけます。部分補修なら5万〜30万円程度が目安です(詳しくは費用相場の記事で解説予定)。
まとめ
- 肩書きより「原因調査ができるか」で選ぶ
- 保証期間内ならまずハウスメーカーへ
- 塗装での雨漏り修理提案と訪問営業には乗らない
- 4つの質問で業者の質を見極める
※どこに頼むか迷ったら:無料の一括見積もりサービスで複数の専門業者を比較するのが、一番手堅い始め方です。1社の言い分だけで決めないことが、失敗しない最大のコツです。

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